レイクは新生銀行のカードローンです!しかし営業時間は意外に長時間

レイクと言えば今でもTVCMを良く見かけますし誰もが聞いたことが有ると思います。しかしレイクを未だに大手消費者金融だと思い込んでる人が非常にたくさんいるのも事実です。よく聞く名前なのにかつてのレイクのイメージが焼き付けられているからなのか、レイクが実は新生銀行のカードローンを指していることはなかなか浸透しないようです。これを聞いて驚いている人は一度じっくりTVCMを見てみてください。新生銀行と表示されているはずです。

貸金業法の改正が消費者金融業界を大きく変えた

消費者金融業界はこの前の貸金業法の改正でグレーゾーン金利が廃止され、取り過ぎた利息の返還、総量規制などで利益が激減し、軒並み経営が傾くことになりました。例えば武富士と言う名前は聞いたことが有ると思いますが破綻してしまいました。その他の大手消費者金融も大手銀行の支援を受け系列化されるような状態になっています。その中でもユニークだったのがレイクで系列化されるのではなく、新生銀行そのもののカードローンになってしまいました。このように消費者金融業界は大きく変わったのです。

銀行の営業時間

銀行の営業時間はご存知の様に9時から15時までの間です。もちろん機械化が進んでATMなどは時間外でも稼働していますし、インターネットバンキングは常に利用できます。ところがレイクの場合には新生銀行の店舗の他に、自動契約機を置いた無人の店舗が存在しており土日を含めて8時45分から24時まで利用することが出来ます。つまりレイクは銀行になっているのですが無人とはいえ24時まで契約業務を行っている店舗が有るわけです。

レイクのカードローン

レイクのカードローンは前記の様に銀行のカードローンですが、最低金利は4.5%で低いですが最大は18.0%と意外に高く、場合によっては消費者金融よりも高くなる可能性もあります。ユニークなのは無利息期間が2種類あり5万円まで180日間、あるいは借入金額全額を30日間、初回に限って無利息になります。利用者はこのどちらかを選ぶことになっています。借入金額と返済回数によって得したり損になったりするので選ぶときは慎重に計算してから選びましょう。

総量規制は掛らない

消費者金融であった場合、改正貸金業法で規定された総量規制が適用になりますから、最大でも年収の3分の1までの借入しかできませんが、貸金業法は消費者金融に適用になるもので、銀行には適用されません。したがってレイクは新生銀行のカードローンですからこの規制は適用されない訳です。このため年収の3分の1を超えるような借入も場合によっては可能な訳です。ただし通常審査は銀行の方が厳しいですから、必ず借りられる保証はありません。

以前のレイクとは違う

レイクという名称は新生銀行が継承していますが、以前レイクを名乗っていた消費者金融は現在も存続しており、今もカードローンを運営しています。このため名前が変わったと言っても以前レイクを利用した記録と言うのはこちらの会社に残っていることになります。したがって例えばその頃利用したものの過払金を請求する場合には新生銀行ではなくこちらの会社に行うことになります。新生銀行に問い合わせても教えてくれるとは思いますが、間違わないようにしましょう。

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