サラ金の裏話は信用し過ぎては駄目!有用情報は必ず別経路で裏を取る
現在では消費者金融と言いますが一昔前は通称サラ金と言われたものです。以前は金利が高く厳しい取り立てなども有ってサラ金と言えば現在でもあまり良い印象を抱かない人も多いかもしれません。しかし最近では貸金業法改正も有って、利息が大きく膨らんだり、厳しい取り立ては無くなりました。しかしサラ金は中小も含めるとかなりの数が有る為、審査が緩いとか、簡単に利用限度額を増額してくれるとか様々な裏話が存在しています。これらの裏話は信用して良いのでしょうか。
以前は人づての噂話
以前はこういった裏話は人づてに伝わる噂話で伝播していったので、伝わる早さも遅く、それほど多くの裏話が一度に聞こえてくることも有りませんでしたので、聞く方も噂としてしか捉えないのが普通で、実際の場面でこの裏話を参考にするようなこともそれ程沢山の機会が有るわけではありませんでした。ただしそれでも問題になる事はあって、サラ金ではありませんが銀行の取り付け騒ぎの引き金になるようなことも有りました。では現在を考えてみましょう。
インターネットで裏話は一気に広がる
現在ではインターネットという便利なツールが有りますので、この裏話が情報としてアップされれば、情報は一気に拡散していきます。したがってたとえばサラ金を利用しようという時に良さそうなものを選んで、その評判を検索しようと考えた場合、そのサラ金についての沢山の裏話に接することが出来ます。情報は拡散していますので、同じような情報に沢山あたるかもしれませんし、また情報によっては全く逆の事を言っているような場合もあります。
なぜ様々な情報が有るのか
これ等の情報は悪意がない場合には大概は自分の体験をアップしたものです。例えば『ブラックの私でも審査が通りました』と言うようなものです。この情報が拡散したとします。また別の人は『審査に通らなかった』とアップしたとします。これも拡散して両方の情報を読んで当惑するわけですが、良く考えてみると審査と言うのは利用者によって通り易かったり通り難かったりしますから、結局利用者によって違う訳です。ですからこれ等の正反対の情報の両方が正しい情報なのです。
情報をどのように利用するか
ではこれらの多量な情報をどのように利用すれば良いのでしょうか。まず信用しすぎるのは止めましょう。あくまで参考程度にするようにします。例えばこのサラ金は審査が緩いという場合には、実際にそのサラ金のホームページなどから正確な情報を収集して自分自身で利用するかしないかを判断するようにしましょう。決して裏話自体を鵜呑みにしてはいけません。裏話を利用する場合には別経路の情報で裏を取って間違いないことを確認しましょう。
悪意の情報に気をつけよう
またインターネット上の情報には悪意のある情報も少なくありません、例えば情報にリンクを貼って闇金に誘導するような手口も有ります。また情報によっては誘導してお金を稼ぐためにでっち上げた情報も有ります。したがって沢山の情報の中のこれらの悪意の情報を利用しないようにしなければなりません。これ等を見分けることは大変難しいことです。したがってインターネット上の情報を利用しようという場合にはそれが自分には有用な裏話であっても簡単に信用してはいけないのです。