ある程度の資金は必要!貧乏でも家族旅行に行きたいときにどうするか
多くの家庭では年に1度あるいは2度くらいは家族旅行をしているでしょう。しかし旅行にいくとなるとお金がかかりますし、それが家族旅行となると旅費だけでもかなりの出費を覚悟しなければなりません。収入に余裕が有る家庭では良いかもしれませんが、収入が減って貧乏してくるとそう簡単に旅行費用は捻出できませんから、旅行回数も2回だったものが1回になり、そのうちに旅行になどいけなくなってしまいます。それでも旅行に行きたいと考える人も多いでしょう。
先ずは予算を決めよう
一口に旅行と言ってもあまりお金のかからないものから大きなお金のかかるものまで様々なものが有ります。ただしまったくお金を掛けないというような場合、近場のハイキング程度しかありません。まずは家計の中からどの程度旅行にお金を掛けられるのかを見極めて、予算を決めることから始めましょう。旅行の計画を立てる場合はこの予算の範囲で立てることが必要です。その月の収入から支出を引いて余裕となる資金がどの程度あるか、蓄えの中からどの程度まで旅行に使えるかを調べてみましょう。
予算に応じて旅行計画を立てる
貧乏ですからそう長い旅行が出来るとは思えませんので、日程は日帰りか一泊二日がギリギリでしょう。日帰りであれば宿泊費はかかりませんが、一泊二日の場合には宿泊費が掛ります。そこで宿泊費の目安を決めておきます。予算からこの宿泊費を引いて残りで交通費、車で行く場合にはガソリン代を出すことになります。大体の目安が出来ますからその範囲で行けるところを探します。通常は行きたいところをまず決めますが、貧乏の場合は予算から逆に考えるわけです。
借入して旅行するべきか
学生の卒業旅行などの場合、就職前という時期限定ですから、旅行費用を借り入れても行くべきかもしれませんが、家族旅行の場合には借入してまで旅行に行くことはあまりお勧めできません。旅行中は楽しいかもしれませんが、以後返済していかなければなりませんので、それでなくても貧乏なのが更に困窮してしまいかねません。返済していけるだけの収入が有れば良いかもしれませんが、旅行のために日々の生活レベルを落とさなければならないようなことはしてはいけません。
予算が組めない時
予算を考えてもとても旅行費用と言えるような金額が捻出できない場合には、無理して旅行するのではなく、家族で食事に行くとか、近くの遊園地に行くとか普段なかなかしないようなことをするだけでも家族の絆は深められます。旅行にも行けないなどと嘆くのではなく、できる範囲のことを行えばよいのではないでしょうか。貧乏な時には何年か貯蓄をして余裕が出来たときに旅行すれば良いのです。あまり自分を追い込むのは良くありません。
旅行好きでない人もいる
家族旅行に固執する人はえてして自分が旅行好きの人が多いようです。しかし皆が皆旅行が好きと言う訳ではありません。家族の中で自分だけが一生懸命になっている割には他の人はさめているということも有ります。ですからなけなしのお金をかけて何がしたいかを予め家族と話し合っておいた方が良いでしょう。旅行よりも食事にお金を掛けたいという場合や、家でゴロゴロしているのが好きと言う考えを持っている人もいるということを忘れてはいけません。