リボ払いは返済計画は立てやすいが要注意!何故リボ払いが流行るのか

カードローンの返済方法と言えばリボルビング払いと言うことになります。以前はリボルビング払いと言っても知らない人も多かったのですが、最近ではTVCMでもリボ払いとして知れ渡ったので殆どの人は耳にしたことが有り、内容を知っている人も多いのではないかと思われます。ただしリボルビング払いにも何を一定にするかで様々な方式が有ることは意外に知られてはいません。誰もが知っているのは元利合計して月の返済額が一定になるリボルビング払いのことです。

リボルビング払いの利点

リボルビング払いの利点はこの返済額が一定と言うことです。このことによって利用者は収入に照らして返済していけるかどうかの見通しをつけやすくなります。大きな金額を借りても返済額は変わりませんから、一定以上の収入さえあれば生活を維持し、なお且つ安心して借り入れることが出来ます。このため返済の基になる返済計画も立てやすくなり、会社でも辞めない限り滞納するようなことにはなりにくいと言えます。利用者にとっては良い返済方法と感じます。

リボルビング払いの問題点

良いことづくめのように見えるリボルビング払いですが、実は問題点も有ります。まず利息を考えてみましょう。利息は元本が大きければ当然大きくなります。したがって借り入れ当初は元本が大きく残っていますから利息も大きい訳です。しかし返済額は一定ですからその内から利息分を引いてしまうと残りで元本を返すとしても元本の返済額は大変小さくなります。要するに元本が大きくなればなるほど元本の返済は遅くなってなかなか減ることが有りません。この点が大きな問題です。

リボルビング払いが流行る理由

利息の計算をしたことが有る人は分かっていると思いますが、利息は金利だけで決まるものではありません。借入期間にも依存することになります。ところがリボルビング払いは前記の様に元本の返済が遅れる特徴が有るわけですから、その分借入期間が長引くことになります。つまりこの影響で利息が膨らむことになってしまう訳です。これは利用者にとっては方式上の欠点です。ただし利息は金融機関の利益ですから金融機関にとっては大変良い方式でこれがリボルビング払いが流行る本当の理由です。

利用者側は利息を小さくすることを考えよう

ですからリボルビング払いをそのまま利用していたのでは利息が増えてしまう事になります。そこで利用者の方が取れる利息を減らすための方策としては、一時払いをうまく利用する事です。全額でなくても、一部でも良いのでリボルビング払いの途中で元本を返済してしまえば、以後その分の利息は減らすことが出来ます。そうすると、返済額のうち元本分が増えることになりますから、元本の返済効率が上がることになって返済期間を短縮することが出来ます。

完済前に再度借り入れすることは止めましょう

カードローンは借り入れ限度額までならば何度借りても問題はありません。このためい返済しているのにいつも借入額は限度額近くになっているというような状態になっている人がいます。こういう人の場合元本がいつも大きい状態になっていますから、返済では利息ばかり支払って元本はなかなか減らない状態がずっと続くことになるのです。金融機関にとっては良いお客さんですが、利用者は非常に効率の悪い返済を続けているわけです。一度借りたら完済するまで次の借入はしないようにしましょう。

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